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心身共に絶頂期である20代半ばでEDのお悩みとは、さぞ精神的にも辛い状態だと思います。
次も失敗したらどうしよう・・・
パートナーにどう思われているだろう・・・
次は絶対に失敗できない・・・
などなど色々考えておられると思います。
治療も良いのですが、まずはパートナーとの性交渉の前に3日間の禁欲をしてみてください。
男の身体は常に新しい精子を準備する為に、精子が溜まれば本能的に排出する様に動きます。
20代であればこの作用が、精神的なストレスからくる心因性のEDを凌駕する事が少なくありません。
治療をせずにこれでうまくいけば、100%自分の力で克服できたという事が自信に繋がり、次もうまくいく可能性が高まります。
頑張ろうとする必要はありません。
大丈夫です、気楽に行きましょう。
EDの原因は2種類に分かれ、一つは「器質性のED」もう一つは「心因性のED」と呼ばれます。
器質性のEDは何かしらの疾患(高血圧や糖尿病、神経障害など)や外傷、物理的損傷が原因で起こるEDで、心因性のEDは性交渉に対する不安やストレス、トラウマ等が原因で起こります。
今回のご相談では、何とか勃起はするという事ですので、ED薬の服用で改善が見込めます。
完全に硬くならないのは海綿体への血液の流入が不完全だからで、ED薬は海綿体への血液の流入をサポートしてくれます。
薬剤の種類も3種類ありそれぞれに個性がありますが、最終的にはご自身に最も相性がよかったもの(しっかり効果がでて、副作用が少なかった)をご愛用していけばOKです。
余談ですが、ED薬と聞くと「一度服用したら二度とED薬なしでは勃起しなくなる」というイメージをお持ちの方が少なくありませんがそれは誤ったイメージです。
ED薬は依存性のあるお薬ではありませんので、その様な事もなく正しく使えば安全性の高いお薬です。
ただし、個人輸入などで入手した場合は安全性に問題がある場合がありますので、ED薬はクリニックで処方を受ける事をおすすめします。
特に健康状態に問題がない場合、年齢に伴う男性機能の衰えと考えられます。
速く走りたいのに足がついてこなかったり、脂っこいものが食べたいのに、いざ食べると以前より食べれなくなっていたり、夜更かしができなくなってきたり。。。
気持ちとはうらはらに身体がついてこなくなる。
40代とは少しずつ様々な面で肉体的な衰えを思い知らされていく時期なのかもしれません。
さて、中折れを克服する方法ですが、運動習慣をつける事はEDにも良い効果をもたらすといわれています。
ただ、運動や食生活の改善は容易な事ではありませんので、やはりED薬の服用が効果的です。
海綿体への血液の流入が増加する為、勃起状態を維持する機能も延長されます。
ED薬を使った勃起状態は、本来の状態を陰茎に思い出させるトレーニングにもなりますので克服までは難しいかもしれませんが、使用している内に中折れEDも少し改善されるかもしれません。
生活習慣の改善とED薬との併用で少しずつ改善していきましょう。
記事監修:神戸中央クリニック
院長馬場 幹治
男性器に関するお悩みや素朴疑問にお答えしています。