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3種類ある包茎(仮性包茎/カントン包茎/真性包茎)の中で、仮性包茎であれば手術の緊急性はなく、絶対に手術が必要かと言えばそうではありません。
ただ、現実問題として包茎手術をするかしないか悩む方は多くいらっしゃいます。
人によってお悩みポイントは異なりますが、10代20代であれば・・・
・包茎を他人にイジられた
・何となく恥ずかしい
・異性に対して自信が持てない
などの苦い経験をされた方からの希望が多い印象です。
クリニックとしては仮性包茎を解消するメリットとして、
・見た目に自信が持てる
・不快なニオイやカスの抑制による衛生面の改善
・包皮炎や亀頭炎などを起こりにくくする
・フォアダイスなどブツブツの発生を抑制する
・早漏改善
などを挙げています。
いずれにしても、まずは現状を確認させて頂き、カウンセリングをお受け頂ければと思います。
もちろん診察・カウンセリングは無料でおこなっておりますのでお気軽にご来院ください。
包茎はもとより、その他の手術についてもお電話でご相談いただけます。
クリニックにいきなり訪問するのも怖いなと感じる方や、いざ来院してしまうと緊張してしまい色々聞けないという方、来院するにしてもある程度事前に知っておきたいという方まで色々おられると思います。
相談後にクリニックから連絡をする様な事もございませんのでお気軽にお電話いただければと思います。
内容的には画像や図表などが使用できない為、ご来院されてのカウンセリングに比べると伝わりにくい部分があるとは思いますが、手術の方法や術後ケアなど大まかなアウトラインのご説明は可能ですので、ある程度のご不安は解消できるかと思います。
ただし、お電話では現状を確認できない状態でのお伝えにはなりますので、費用などに関しては暫定的なお伝えになってしまう事はご了承ください。
また、電話に加えてメールやラインでもご相談を受け付けております。
開院時間内に電話ができないという方でも、メールやラインを頂いておりましたら次の開院日に返信させて頂きますので是非ご活用下さい。
診察とカウンセリングをお受けいただき、患者様側が手術内容、術後ケア、リスクなどを承諾され、クリニック側として心身の健康状態などに問題がなく手術が可能と判断できれば手術の準備にはいります。
カウンセリング後の流れを順番に並べると、
① 同意書の記入
② 治療費の清算
③ 手術
④ 術後説明
⑤ 帰宅
という流れになります。
男性器に関わる手術は全て日帰り手術になりますので、入院などの必要はございません。
他の手術との兼ね合いで待ち時間が発生する事もございますが、ご希望であればカウンセリング当日に手術が可能(屈曲ペニス修正手術は除く)です。
事前に準備をして頂く事は特にはありませんが、強いて申し上げれば手術当日は直帰ができるスケジュールを事前に組んでおいて下さい。
手術を後日にする場合は、手術日と時間を押さえる必要がございますので、
① 同意書の記入
② 治療費の清算のみ
が当日必要になります。
この場合でも特に事前準備は必要ではなく、手術日当日まで体調を崩さない様に留意して頂ければと思います(直帰しなければならないスケジュールは同様です)。
手術当日は直帰して安静にしてお過ごしください。
翌日からは学校やお仕事などでペニスに衝撃や負荷がかからない様に気を付けながら動いて頂ければ大丈夫です。
もし頭や足、臀部などシャワーをされる場合は、巻いている包帯を絶対に濡らさない様に行って下さい(二次感染の可能性が高まります)。
乗り物では自転車や小型のバイクなどは避けて下さい。
睡眠中の勃起や朝勃ちは問題ありませんが、自ら積極的に勃起させる様な行動は控える。
カスが溜まっていると傷がうまく治っていきませんので、シャワーが解禁されたら創部をしっかりと洗う事。
アルコールはきちんと控える。
術後から亀頭をなるべく上向きにしながら過ごしてやると、腫れが引きやすくなります。
術後から巻いている包帯は圧迫包帯ですので、排尿時真っすぐでなかったりしますので、圧迫包帯を巻いているうちは、座って排尿されると周囲を汚しにくくなります。
また、尿自体も出にくいのでこまめに排尿する様にして下さい。
セックスとマスターベーションは厳禁です。
してしまうと創部の離開や細菌感染の可能性が高まり、再手術やアフターケアのやり直しなど、完治までの日数が伸びてしまいます。
ウオーキングや軽い体操などは術後からでも特に問題はありませんが、筋トレや激しい運動(スポーツ)は最低7日間は控える必要があります。
万全を期すのであれば、抜糸が終わるまで(術後2週間後)は控えておくとよいでしょう。
激しい運動ではなくても、極力立ちしゃがみの様な動きは避けて下さい。
10代、20代にとっては最も過酷な制約かもしれませんが、セックス(オーラルセックス/マスターベーション含む)は4週間禁止になります。
禁止の理由としては、創部の保護と雑菌の侵入を防ぐ為です。
縫合部分は10日から2週間程度で表面の皮膚がほぼくっつきますが、まだまだ完全ではないので挿入時の圧力やマスターベーションの力加減によっては再び傷が開く事が考えられます。
その状態でセックスをしてしまうと、口腔内や膣内、手に存在する細菌が傷口から侵入してしまい細菌感染を起こす可能性が高まります。
これらのリスクを回避するために、ほぼ傷が完治し二次感染の可能性が低くなる日数として1ヶ月という期間を基本にしています。
記事監修:神戸中央クリニック
男性器に関するお悩みや素朴疑問にお答えしています。