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包茎治療を考えています。

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10代男子です。仮性包茎でちょっと恥ずかしいと思っています。治療したほうがいいでしょうか?

仮性包茎であれば、特に治療の必要はありません。

ただし包茎は、矯正器具を使ったり放っておいたりしても、自然に治ったりする事はありませんので、

「純粋に皮被りが恥ずかしい」

「溜まるカスや匂いが嫌だ」

「包皮や亀頭の炎症の原因になる」

「性病にかかりやすい」

「早漏気味になる」

といった見た目や衛生面、機能面で改善したいと思う事があれば、若いうちに手術を済ませておくことをおすすめします。

若いうちに手術をしてコンプレックスを解消しておけば、これから起こるであろう様々なイベントに対して積極的に振る舞う事ができると思います。

 
 
 
 
 

包茎でも治療しなくていい場合があれば知りたいです。

包茎は、「仮性包茎」「カントン包茎」「真性包茎」と大きく3つの状態に分けられます。 

・仮性包茎
通常時/勃起時共に、痛みや締め付けなどの違和感なく包皮を剥く事ができる。

・カントン包茎
包皮を剥くと包皮の先端が裂けたり、カリ首が締め付けられる様な違和感や痛みを伴う。  

・真性包茎
通常時も勃起時も、全く包皮を剥く事ができない。 

 
 

この中で治療をしなくていいのは仮性包茎の場合です。

包茎のデメリットである、見た目の恥ずかしさや衛生面、早漏などの機能面などを気にしなければ特に手術の必要はありません。

では、カントン包茎や真性包茎はなぜ治療をしなければならないのでしょうか?

カントン包茎は、少し頑張れば包皮が剥けてしまう事がありますが、その際かなり強い締め付けを伴いながら、包皮がカリ首にひっかかり元に戻せなくなる事があります。

この場合、亀頭に血液が十分に回らなくなり亀頭が壊死する可能性や、単純に痛みが強すぎて日常生活が送れなくなります。

また、通常時は問題なく剥けても、勃起時に締め付けられる痛みを感じる場合もカントン包茎に分類されます。

真性包茎に関しては、全く剥けた事がない為、包皮と亀頭が癒着して離れなくなったり、そもそも性交渉自体が困難になります。

カントン、真性に共通して言える事は、日常生活に支障がでてしまう可能性が高く、特に生殖器としての機能に支障が出やすい為、治療が必要になるといえます。
 
 
 
 
 

治療後の傷跡など気になります。仕上がりは綺麗になりますか?

包茎手術は意外と奥が深く、綺麗に仕上げるには様々な配慮と手技が必要になります。

逆に言えば、綺麗に仕上がらない方法もあるという事になりますが、この辺りは手術料金にある程度比例すると考えて良いと思います。

あまりに高すぎる料金は論外ですが、数万円という安すぎる費用も良くはありません。

包茎手術の綺麗な仕上がりには、

「亀頭直下での縫合」

「小帯(裏スジ)の処理」」

「包皮の精密なカットと縫合」

この辺りに集約されます。

当院では、これらの美しく仕上げる為に必要な最低限の手技のみをご案内する事で、施術費用を抑えながらも綺麗な仕上がりの包茎手術をご提供しております。 

余談ですが、包茎手術をおこなえるクリニックはたくさんありますので、当院/他院に関わらず費用や仕上がりなどで疑問を持たれた場合は、その場で手術をするのではなく他のクリニックも回ってみてください。

包茎手術は一生に1回きりの治療ですので、信頼できると思われたクリニックで手術を受ける事が大切です。

 
 
 
 
 

仮性包茎の治療後の痛みは続きますか?普段の生活で気をつけることはありますか?

術後はズキズキとした痛みが続き、しばらくは日常生活が送れないと思われている方もおられますが、そんなことはありません。

当日、翌日からの痛みがピークではありますが、その痛みもほとんどの場合大した事はなく、念の為お渡ししている鎮痛剤も服用しなかったといわれる方が大半です。

1つあるとすれば、勃起した時は多少痛みます。

緩くも強くもない最適な力加減の縫合をしていますが、勃起時は多少糸が食い込む形になります。

ただそれも常時勃起をしているわけでもなく、抜糸をおこなう2週間までのことですので心配はいりません。

普段の生活で気を付ける事は、しゃがんだり椅子に座ったりする時に陰茎に巻いている包帯が抜けない様に気を付ける事や、陰茎自体をぶつけたり押さえつけたりしない様にする事、シャワーが可能になればしっかり縫っている場所を石鹸で洗う事、などが大切です。

その他アフターケアとしてお渡しするスケジュール通りに過ごしていただければ問題なく治癒していきます。

 

記事監修:神戸中央クリニック

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監修医師紹介

院長馬場 幹治

【経歴】
昭和63年大分大学医学部卒業
昭和63年大阪大学付属病院 内科 勤務
平成2年品川美容外科 勤務
平成5年岡山中央クリニック開設
平成25年神戸中央クリニック院長就任
【資格・所属学会】
日本美容外科学会 正会員
中央クリニックグループ技術指導医

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