どうしたらいい？　シニア世代のペニスの悩み

最終更新日:2022年11月15日
公開日:2022年11月15日

50代で仮性包茎です。将来、手術や介護を受けることになった場合に備えて、恥ずかしくないペニスにしておきたいと思っています。手術したほうがいいでしょうか？

当院でも将来的な事を考えて包茎手術をご希望される50代以降の方のご来院が増えています。

仮性包茎の場合、見た目の問題もありますが衛生面でのデメリットも大きく、尿や汗、老廃物が被った包皮内に溜まります。それが恥垢となり悪臭や見た目の不衛生さの原因になります。

自分自身で洗えている時は良いのですが、入院や介護などで自分で洗えなくなった時、汚れたペニスを他人に見られたり洗ってもらう事に抵抗を持つ方も多い様です。

もし手術をお考えであれば早い方が良いと考えます。

年齢を重ねていくと様々な持病を抱える可能性も高くなっていきますが、疾患によっては包茎手術ができなくなる可能性もありますので、包茎手術は体調に問題のないうちに済ませてしまいましょう。

 
 
 
 
 

60代です。若い頃から仮性包茎で悩んでいましたが、今も現役でもう少し人生を謳歌しようと思っています。この歳になってから包茎手術は可能ですか？

もちろん可能です。

人生を謳歌するという意味では、包茎手術はもとより亀頭増大やシリコンボールなど性生活を向上させる目的でこれらのパワーアップ治療をご希望される方も多数おられます。

亀頭増大やシリコンボールなどは、ハマれば今まで経験したことのない相手の反応を得られる事もあり、新たな扉が開かれるきっかけにもなるようです。

男性の平均寿命が80歳とするならば、60代で性生活に意識を向ける事ができるのは健康な証拠だと思います。

まだまだこれからです。

しかし、場合によっては年齢が高くなっていくと手術ができる為の条件もちらほらでてきます。

まずは一度ご相談ください。ご希望を叶えられるように一緒に考えていきましょう。

 
 
 
 
 

50代ですが、年齢がかさむにつれお腹がでてきてペニスが埋もれ、少し皮が被ってきました。放っておくと、どんどん埋もれて包茎になってしまいますか？手術したほうがいいのでしょうか？

陰茎包皮と腹部の皮膚はつながっていますので、お腹がでてくると陰茎包皮もそれに連動して前に押し出され、亀頭に包皮が被ってしまうということはよくあります。

それ以外にも年齢を重ねるとペニス自体が小さくなってきたり、皮膚も緩んで伸びてくることから包茎になってしまう事もあります。

お腹がでてくることで少し皮が被る程度であればよいのですが、それを超えて下腹部にどんどん脂肪がついてくるとペニスが腹部に埋まるという事態が起こります。

こうなってしまうと、下腹部の脂肪吸引や長茎術なども同時に必要になってきますので注意が必要です。

 
 
 
 
 

40代ですがセックスのとき十分な硬さをキープできなくなってきました。このような症状をEDというのでしょうか？
EDの場合は早めに治療したほうがいいですか？

EDには最初から勃起ができない状態はもちろん、射精に至るまでの間で硬さがキープできない中折れの状態もEDの範疇に入ります。

40代との事ですので、糖尿病や高血圧などの疾患が原因でEDになる場合もありますが、老化としての男性機能の衰えもでていると考えられます。

残念ながら10代や20代の頃の様に戻す様な外的な治療はありませんので、ED薬の服用にて勃起を維持させるのが現時点で最も有効な手段です。

ED薬は一度服用すると依存性があり、ED薬なしでは二度と勃起する事ができなくなると思われている方がおられますがそんなことはありません。

むしろ完全な勃起状態が起きれば、勃起に対する不安やストレスが緩和され、陰茎自体にも健全な血流効果で勃起のトレーニングになるともいわれています。

基礎疾患や服用している薬剤の関係で、ED薬が使用できないケースもありますが、これ以上手軽に勃起改善が見込める方法はありませんので、気になるようでしたら一度ご相談ください。

 

記事監修：神戸中央クリニック