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亀頭が小さくて皮が被りやすいというのも一つの原因ではありますが、亀頭に皮が被るのは、被ってしまうほどの余剰包皮の存在が根本的な原因です。
「皮が被るのを解消したいという事であれば包茎手術をした方がよく、手術をすれば確実に解消されます。
包茎であればカリのない小さな亀頭の「先細り」のペニスが大半で、これは被る皮に守られて亀頭の発育が阻害された結果です。
残念ながら成長期を過ぎれば自然に亀頭が大きくなる事もありませんので、亀頭には亀頭増大術を行います。
亀頭に直接注入物をいれ物理的に大きくする治療ですが、注入剤には一部が残るもの、全てが吸収されるものの2種類あり、お好みで選択が可能です。
包茎手術をすると小さな亀頭が目立ちそちらが気になってきますので、同時に増大治療を行うのが効率がよく手術後のダウンタイムも同時に終わるのでおすすめです。
年齢にもよりますが、18歳を超えての包茎手術であれば、成長期がほぼ終わっていると考えられる為、亀頭がサオよりも小さいという先細り状態の解消は難しいと思います。
もし亀頭を大きくしたいという事であれば、亀頭増大術があります。亀頭増大術は、治療時間10分程度で終了する上、物理的に注入剤を入れるので確実なサイズアップが見込めます。
術後のダウンタイムも翌日からシャワーを浴びれたり、禁欲も1週間程度で済みますので、かなりお手軽なパワーアップ方法になります。
包茎手術が亀頭の大きさに直接影響を与える事はできませんが、亀頭を守る包皮を除去する事で亀頭が鍛えられ刺激に強くなっていきます。
早漏の改善など性交渉力アップにもつながりますので、全ての男性器治療の土台としても包茎手術は有効な治療です。
余剰包皮が切除されなくなると、サオが短く見えたり細くみえたりする事があります。
それは余っていた皮がなくなる事で、全体がスリムに見えるためです。
ただこれは通常時の見え方だけで、手術をしても靭帯や海綿体などに変化はありませんので勃起時のサイズが小さくなる事はありません。
仮性包茎を切らずに解消というのは多くの場合難しいと思います。
前提として仮性包茎であれば、亀頭がすっぽり包皮に覆われる程度が普通の状態です。
軽度でも重度でもありません。
大半の方がこの状態に当てはまりますが、この普通の包茎の状態ですでに亀頭増大で包皮をカリでせきとめる事はできません。
もっともっと軽度の状態、ほぼ亀頭に皮が被らないけど被っても亀頭に少し届く程度の状態であれば、亀頭増大で解消できる可能性があります。
ただ、いずれにしても亀頭増大は永久的に大きさが維持されるわけではありません。
小さくなってきたら再び注入が必要で、その度に包皮が亀頭に被る様になります。
それを繰り返すのであれば、勇気は必要かもしれませんが手術をお受けになられる事で、増大に関係なく包茎が解消されます。
基本的に包茎の改善は手術が最も確実で、一度の治療費で済みますから長い目でみれば手術をおこなう方がメリットが大きいといえます。
記事監修:神戸中央クリニック
院長馬場 幹治
男性器に関するお悩みや素朴疑問にお答えしています。