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自分である程度見分ける方法として、「いつからあるか」「短期間で増殖しているか」が一つの目安になります。
性病の場合、ウイルスが原因の突起物になりますので、突然ブツブツが現れ短期間で数が増えていきます。
ブツブツ同士が重なりカリフラワーの様な見た目や鶏のトサカの様になる事もあります。
一方、性病でないブツブツの場合は、数年前からあるという事が多く、短期間で数が増えることもありません。
また形も均一で比較的規則正しく並ぶようにできるのが特徴です。
処置としては、いずれの場合でも電気メスで焼却して取り除きますが、性病の場合は組織内にウイルスが潜伏して残る為、再発を繰り返します。
平均3回~4回程度の焼却を繰り返す必要があります。
ペニスのブツブツは、自分自身で見分ける事が難しいケースもありますので、気が付いた時には早めにクリニックを受診される事をおすすめします。
恐らく性病ではなく、フォアダイスの認識で問題ないと思われます。
毛穴に対応する様に白いブツブツができる場合は、脂肪の塊りが原因である事が大半です。
特に陰嚢のフォアダイスは鳥肌の様に見える事がよくあります。
しかし、これらのブツブツを除去するのは難しいところです。
亀頭や陰茎のブツブツでなければ、生理現象なのでそのままにしておいて良いと思います。
カリ部分に均一に並ぶ様にできているブツブツであれば、真珠様小丘疹と呼ばれ性病ではありません。
特に害はなく他人にうつすこともありませんので、必ずしも治療の必要はありません。
しかし、見た目にあまり歓迎されるものではなく、他人からは性病と思われる事もありますので、できるなら除去した方がよいと思います。
包茎の時は亀頭が包皮で覆われているため、それほどブツブツを意識しない事が多いですが、包茎手術をすると亀頭が常に露出する事になりますので、ブツブツの存在がより気になる場合があります。
包茎を改善し、コンプレックスを解消してもこの様な部分で新たなお悩みが発生しては手術を終えた喜びも半減しますので、何度も手術や術後ケアを繰り返す事を避けて費用もなるべく抑える為にも、包茎手術をお考えの場合には、同時にブツブツも一緒に除去するコンビネーション治療をおすすめします。
恐らく包皮線(タイソン線)が見えているという認識で良いと思いますがこの場合は性病ではありません。
包皮線には皮脂を分泌する器官がある為、白いブツブツになる事があります。
一度泌尿器科に診察にいって性病ではないという診断を受けてからパートナーに説明するのが良いと思いますが、性病ではないとわかっていても気持ちの良いものではありませんので、思い切って除去してもいいかもしれません。
施術も電気メスでブツブツを焼却するだけの治療ですので10分程度で終了します。
これらフォアダイスなどの性病ではないブツブツは、体質的にできやすい人とそうでない人に別れますが、残念ながらブツブツができてしまったら自然消滅はしてくれません。
これから先の事も考え、気が付いたら早めに処置しておく事をおすすめします。
記事監修:神戸中央クリニック
院長馬場 幹治
男性器に関するお悩みや素朴疑問にお答えしています。